静岡県内を流れる天竜川、大井川、安倍川の上流にある産地のお茶は、蒸しを抑えた製法で香り豊かな「山のお茶」を産出し、古くよりお茶通を自負する方々に支持されてきました。

その次の時代（50年程前）に、牧之原台地で誕生した「深蒸し茶」は、高度経済成長期に＜手軽においしく飲めるお茶＞として、フリースタイルを生活信条とする人達に受け入れられました。

そしてこの２つのお茶に続く第三世代のお茶が、「香り緑茶」です。https://www.pref.shizuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/044/307/h28-51.pdf.pdf

中国茶好き、ハーブティー好きの方に、是非一度お飲み頂きたいお茶です。

また、これまで緑茶をあまり飲む機会のなかった方にも、「先入観なしにまずは一口いかがですか。」と、おススメしたいお茶です。

香気発揚の装置に長時間静置するなど、手間隙かけて作る「香り緑茶」。

茶の品種や芽の摘み取りのタイミングの違いにより、香りの質や強さが変わる製造の難しさもあります。

そのため、製造・販売しているのは当店を含めまだ数店に限られています。

実力や魅力は未知数ですが、ブレイクを予感する大器です。